訪問マッサージ東京在宅サービス中野区担当相談員湊貞行
2024年10月11日
こんにちは。
訪問マッサージ東京在宅サービスの
地区担当相談員湊貞行です。
今日令和6年10月11日、
多職種事例検討会に参加させて頂きました。
私たち訪問マッサージ東京在宅サービスは、
健康保険=医療でのマッサージを提供する事業所です。
必然、介護・福祉のサービスを受けている方がほとんどになります。
ですから、こういう医療・介護・福祉の関係者が集まる場所には積極的に顔を出して、地域連携の一助になるよう努めております。
今回の事例は
「8060問題、介護者に精神疾患あり(希死念慮あり)、親子で共依存、経済的困窮など、多問題を抱える世帯の支援を考える」
参加はゆうに70名を超え、医師、訪問看護、訪問介護、から町会、民生委員、児童委員まで多岐に亘る地域の人々が参加していました。
実にハードな事例でした。
ご本人たちの拒否やこだわりもあり、
解決の糸口が全く見つからないまま、
少しずつ状況が悪化し続けている事例。
グループワークもしましたが、
正直、「コレ!」という解決策を探すというより、
この地域にこういう多問題世帯がある、
という情報を共有できたこともおおきなことだったと思います。
結果的に解決策など出ませんが
(どう考えても、今まで様々な立場の人々があの手この手で支援の手を差し伸べているのに解決できないのですから)
意見交換をすることで、
少し光のようなものが見えたような気がしました。
来年2025年という大高齢化時代を迎えるにあたり
国や行政の制度・支援を待つだけでなく、
地域でどう支え解決するか、
そのような顔の見える関係性を
今後も継続していかなくてはいけない、
そう思いました。
これからも、
訪問マッサージ東京在宅サービスは
地域の重篤なご利用者に寄り添えるように、
最新の知見を学びながら、
それを少しでも現場に活かしていけるように
努力してまいります。
東京在宅サービス東京鍼灸マッサージ治療院
地域担当相談員 湊貞行
中野区東中野地域包括支援センター主催の多職種事例検討会に参加しました。